炭で安眠
安眠を妨げる要素を解消
人は睡眠中にコップ一杯の汗をかいていることはご存知の方も多いと思いますが、寝息からは大量の二酸化炭素が出ますし、まわりにはいろんな臭いが漂っています。
置き炭したり、ベッドの下に炭や炭シートを敷いたりすることによって、不快な汗や臭いを炭の吸着・吸湿効果で抑え、安眠の手助けをさせることが出来ます。
炭の催眠エネルギー
炭焼き屋さんは、窯出しするまでのひとときを、炭焼き窯の周辺にムシロを敷いて仮眠されるそうですが、これがなによりの休息の場で、快眠できると言います。
これは野鳥や野生の小動物が炭焼き場を好んで集まってくることから教えられた知恵だといわれていますが、よく見るとイヌやネコも炭焼き場を好んで寝そべる場所に選んでいるそうです。
こうした炭の睡眠作用は科学的な研究がされているわけでなく、その原因も明らかではありませんが、動物たちには本能的に炭の催眠エネルギーを享受する能力を身につけているのかもしれませんね。炭入りの寝具や衣類もたくさん売られていますが、当サイトでは取り扱っておりません。というのも、炭には有効期限があり、既製品の寝具や衣類の効果がどれほど持続するのか、店主自身が確認できていないため、自信を持ってご提供できないからです。
炭だけ取り出して再生や交換ができれば、問題なくオススメ出来るのですが、やはり、常に効果を感じて頂くには、一定期間で新しい炭に入れ替えて頂くことをオススメします。
炭で安眠する方法
炭を使って安眠するにはいくつかの方法があります。
1.部屋に置き炭をする
坪当たり4~5kgを置いてください。炭には調湿・吸着(消臭)効果があります。
炭を置くことによって、空気のバランスが良くなるので安眠できると考えられています。
2.床下に炭を敷く
置き炭と同じ理由です。また、断熱効果により冬は暖かく夏は涼しい住まい作りにも役立ち、省エネ効果も得られます。
3.ベッドの下に炭や炭シートを敷く
置き炭と同じ理由ですが、体に近いぶんより効果的です。汗などの水分や臭いをより吸収してくれるでしょう。
4.枕の中に竹炭粒炭を入れる
ご自分の枕の中に、袋に入れた竹炭粒炭を入れるだけで竹炭枕の出来上がり。
ひんやりとした感触が、湿気と一緒に頭部の熱を吸収し、眠りを妨げる頭のほてりを防ぎます。
竹炭枕を作ってみよう
竹粒炭を利用して竹炭枕を作ってみましょう。ここでは今お使いの枕を、お安く竹炭枕に作り直す方法をご紹介いたします。
1)まず竹粒炭を水洗いして汚れを取り乾かします。それを布袋に入れ、封をします。炭の量はいくらでもかまいませんが、枕の大きさなどで量を増減してください。 2)頭の部分では竹炭200gを入れて、二重の袋に入れます。枕の中身を竹炭の分だけ取り出し、そこへ竹粒炭を入れた布袋を入れます。 竹炭が動かないようにするには、枕と炭の袋を糸で縫い合わせたり、袋に合わせて周りに縫い目を入れると動かないようになります。
手間はかかりますが、これだけ安く出来ると一考の余地ありでしょ? |
市販の竹炭枕との比較
手作りで作る竹炭枕は、とても安価に作れます(価格的には市販品の1~2割程度の費用)
今までの枕を利用できるので違和感が少なく、衛生的にも竹炭の交換・洗浄が容易なので清潔にお使いいただけます。
摩擦で竹炭が細かくなって、炭の粉末が出てくることも考えられますので、時々確認してご利用ください。
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