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 | 京都・炭とキーワードが続けば、まず思い浮かぶのはやはり茶道の家元でしょうか。このページでは三千家について簡単にご案内しましょう。 |
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三千家とは なぜ千家が三つあるかを簡単に説明しますと、千利休の孫、第3代千宗旦(1578~1658)の時代に、千家の不審庵を三男宗左に任せ、自分は四男宗室と共に同邸内に茶室今日庵などを建てて移り住みました。 これにより世に言う表千家の不審庵と、後に二男宗守が建てた分家としての武者小路千家官休庵とあわせた三千家が生まれました。 その後も歴代当主はそれぞれ宗左・宗室・宗守を名乗っておられます。 |
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京都市上京区小川通り寺之内上がる 075-432-1111 | 京都市上京区小川通り寺之内上がる 075-431-3111 ▼裏千家今日庵のHP (リンクは裏千家ご承諾済です) | 京都市上京区武者小路通り小川東入る 075-411-1000 ▼武者小路千家官休庵のHP (リンクは武者小路千家ご承諾済です) |
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住所の「上がる」は北へ、「下がる」は南へ、「東入る」は東へ、「西入る」は西へ行くことを、京都ではこのように表現します。念のため。 |
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 | 閑静な京都らしい路地(小川通り)に、表千家と裏千家は並んで建っています。 年々様変わりする京都の町並みですが、このあたりはまだ高い建物も目立たず、まわりにはお寺や茶道具の店などがあります。
茶道の点前を楽しまれる方でしょうか、和服を着た人にもよく出会い、京都らしい落ち着いた場所です。観光客の方も少なく、結構穴場かもしれませんよ。
武者小路千家は表・裏千家から約700mほど南へ行った、ここも閑静な場所にあります。 表千家の前に建てられた千利休の遺蹟碑 ⇒ | |
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また、茶道を支える千家十職と呼ばれる伝統工芸職人の家系があり、脈々とその技術を継承されています。
千家十職は、樂焼き(樂家) 一閑張り細工師(飛来家) 表具師(奥村家) 袋師(土田家) 金物師(中川家) 釜師(大西家) 塗師(中村家) 竹細工師(黒田家) 陶器師(永楽家) 指物師(駒沢家)の十家です。 |
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茶道は大変に奥の深いものです。私などがとてもここで説明できるようなものではありません。 茶道の何たるかは長い間の修道が必要でしょうが、どんなものかなとお思いになった方は、家元のページをはじめ数多ある茶道に関するページをご参考いただくと、輪郭だけでも伝わるのではないかと思います。 |
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◎表千家・裏千家への行き方 ◇JR「京都駅」下車、市バス9号系統「堀川寺之内」下車、東へ徒歩5分 ◇阪急「大宮駅」下車、堀川通りから市バス9・12・67号系統「堀川寺之内」下車、東へ徒歩5分 ◇京阪「出町柳駅」下車、201・203号系統「堀川今出川」下車、北へ徒歩10分 ◇地下鉄「鞍馬口駅」下車、西へ徒歩15分
◎武者小路千家への行き方 ◇JR「京都駅」下車、市バス9号系統「一条戻り橋」下車、東へ徒歩10分 ◇阪急「烏丸駅」あるいは「河原町駅」下車、市バス51号系統「烏丸一条」下車、東へ徒歩10分 「上京区総合庁舎前」下車、南へ徒 歩10分 ◇京阪「四条駅」あるいは「三条駅」下車、市バス12号系統「一条戻り橋」下車、東へ徒歩10分 ◇地下鉄「今出川駅」下車、南西へ徒歩10~15分
▼京都市交通局のHP バスや地下鉄の系統・時間などが詳しく出ています。ご参考に。 |
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