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画 像 | | |  | |  |
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| | 窯の中の炭材が約400度に上昇し、ほぼ炭化が終わった段階で焚き口を細くし、(ここまで同じ) |
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ネラシ (精錬)の 仕方 | | 煙道だけを閉じた状態で窯の中の温度を400から700度に上げる。時間をかけてガス分をとばしてから、焚き口と煙の出口を石や粘土で密閉し、そのまま空気を遮断して火を消し、自然に冷却させる。 | | この段階で、焚き口を徐々に開いて大きくし、窯の中に大量に空気を送り込む。 これにより炭材の未炭化成分が分解してガスとなり、これが燃焼して窯の温度が一気に1000から1200度くらいまで上昇させる。 焼きあがった炭はすばやく窯からかき出し、「消し粉」(土と灰を混ぜて水を含ませたもの)をかけて、一気に消す。 |
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呼び名の 由来 | | 白炭のように消粉をかけないので炭が黒いままだから | | 消粉の灰が炭について白く見えるため |
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長 所 | | 火がつきやすい 扱いが簡単で火力もそこそこある。 | | 火力が強くて火持ちがいい 堅くて型崩れしにくい |
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短 所 | | 火がつきやすい 白炭に比べると火力に劣り、火持ちも短い。 やわらかいので、型崩れしやすい | | 火がつきにくい 大きく弾くことがある |
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主な用途 | | 茶道(クヌギ炭) バーベキューや焼き魚などの一般燃料として このサイトの「炭を暮らしに活かす」ページでの消臭用・調湿用・園芸用などに。 やわらかいので、炊飯用・ミネラルウォーターなど口に入れるものあるいは風呂用などには適さない。においとり | | 高級料理用燃料(火力が強く近赤外線効果のため、食材のうまみを逃がさず、表面をパリッと焼くことができるため) このサイトの ▼炭を暮らしの中に活かす ページでのさまざまな用途に |
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ニオイを とるなら | | ニオイを吸着するのは黒炭のほうが孔が多い分優れています。ただ再生しにくいのが難点です。 白炭の場合は、高価ですが何度か再生可能、そして新しい炭でなくてもいいという利点もあります。
また、白炭と黒炭では、吸着するにおいや物質が違います。 白炭は酸性の物質を吸着し、黒炭はアルカリ性の物質をよく吸着する性質があります。 たとえばトイレには黒炭、タバコ臭さには白炭がいいとされていますが、いろんな臭いや有害物質の吸着には両方置いていただくとより効率的です。
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